一昨日、昼間の仕事中に、妻からこの写真が送られてきました。
ウチの子も、妻をはじめとしたたくさんの方のサポートのおかげで3歳を迎え、
この春から幼稚園に通うことになります。
その制服を幼稚園から受け取り、着た時の写真を送ってもらったのが先ほどの写真。
職場で、ついニヤニヤしながら見とれてしまいました。笑
見事なまでの「親バカ」と自負しておりますが、
それと同時に、心臓の鼓動が急に高鳴ったのを感じました。
それは、
・幼稚園で、周りの子と上手くやっていけるだろうか
・家みたく、わがまま言ったり、物に当たったり、誰かを叩いたりしないだろうか
・何か上手くいかないことがあった時、挫けてしまわないだろうか
・ふとした不注意で転び、この先に残るような怪我をしたりしないだろうか
・周りの子と同じくらいの、文字の読み書きやコミュニケーションが上手にできるようになるだろうか
・この先の中で、ひどいいじめにあったり、生きていることが辛い、なんて思ったりしないだろうか
一瞬にして、こうした不安が頭の中を駆け巡り、
これまでの成長を喜ぶと同時に、手元から少しずつ離れていく我が子を想像した時の不安と心配とが入り混じり、
とても複雑な気持ちになりました。
「我が子の成長を見守る親の気持ちって、こういうものなんだ。」
と、正直初めて強く感じました。
そして考えてみたんです。
我が子が、どう育ってくれたら、僕は親としての自分に◎をつけることができるのだろうか。
と。
そう考えてみたときに、大きく4つ、感じることがありました。
一つは、
この子が何か上手くいかないことがあり、
自分を責めてしまいそうになったり、挫けそうになったり、
不安に押しつぶされそうになったり、「孤独」を感じそうになったときに、
「パパとママのところ(=家、HOME)に帰ってくれば、また頑張れる」
と感じてもらえる居場所でありたい、ということ。
また二つ目に、
我が子の「これをやってみたい!」という気持ち、好奇心、尊重し、
人の幸福度に大きな影響を与える「自己決定」の機会をできるかぎり与えながら、
その背中を押してチャレンジさせてあげること。
つまりは「我が子を応援する」ということ。
三つ目に、
具体的な夢や目標を描くことができたときに、
その実現のための具体的な考え方や情報を僕自身が伝えられること
そして四つ目には
どうしても子どもの応援について悩んだり行き詰まったり苦しいと感じたときの
「自分自身の、心の拠り所=つながり」
をできるかぎり多く見つけ、またそのための努力をすること
一つ目の「また頑張れる、と感じてもらえる居場所づくり」
二つ目の「やってみたい、を応援する」
三つ目の「自己実現のための考え方を伝えられること」
四つ目の「自分自身の心の拠り所を見つける」
これらの実現のためにはまず何よりも、
僕自身の努力と、成長と、人間性とが問われるなと強く感じています。
なぜなら、
「またパパのところに帰ってきたい」
「またパパに話を聴いてもらいたい」
「またパパに教えてもらいたい」
と感じてもらうには、なによりも、
「親を頼りたい」と思える関係性を築くための
「子どもと向き合える、心理的な余裕」
がどうしても必要だからです。
それは、子どもが、親の「言うこと」以上に、「本心で思っていること」を受け取る生き物だから。
だから、言葉では「いいよ、大丈夫だよ。」と言えても、
親の目が、顔が、表情が、気持ちがそう言っていなければ、
子どもが受け取るものは「NO」なんです。
そうすると、子どもにとって「親」というものがいつからか
・気をつかう存在
・頼りたいけど頼れない存在
(頼ると、大好きなパパとママに迷惑をかけちゃうから)
となり、より孤独を感じやすくなってしまう状態に。
だからこそ、親自身が、自身の気持ちを客観的に見ることができ、またコントロールできるようになるための努力や準備が必要です。
そのためには、子どもと同じように、いやそれ以上に大人が「学ぶ」ことが絶対に大切になります。
そして「子どものチャレンジを応援する」ことはもっとわかりやすく、
時間的、経済的なサポートが必要となる場面が多々あります。
自分の学び、趣味を後回しにしていくことも必要になることもあると思います。
そのためにはやはり、自身の成長が絶対的に必要です。
そうして初めて、本当の意味で、子どもを応援できるのではないかと思っています。
話はだいぶとそれてしまいましたが、
子どもの「安心感」と「応援」
のために、自塾としてできることを改めて今、考え直しています。
本当に大切にしたいことは何なのか。
それぞれのご家庭が求めていること、望んでいること、困っていることはなんなのか。
そのために、塾としてどうあるべきなのか。
そこをもう一度見直し、新年度を迎えたいと思います。
内部の皆さま、もう少しお時間いただけますと幸いです。
必ず、「入れてよかった!!」と感じていただける塾にしてみせます。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。