まなびカレッジでは、
ノートの書き方からワークの取り組み方など、
勉強のやり方については日々、生徒たちへ声掛けしながら指導しています^ ^
また、GET週間を通じて学習時間の確保も行なっており、
できる限り学習時間を確保する仕組みもあります。
そういった取り組みをさらに効果的にすべく、
より「優しさ」にこだわっていきます。
皆さんにとって、「優しい塾」とはどんな塾でしょうか。
・塾への要望を何でも聞いてくれる
・子どもの宿題を細かくチェックしてくれる
・褒める指導で、子どもをやる気に
・親身に寄り添って、1から丁寧に教えてくれる
そんなイメージでしょうか♪
まなびカレッジは、少しずつ、そういった指導から離れていくことが大事では?なんて思っております。
それは、保護者の皆様との面談で、
たくさんのお話を聞かせていただいて感じたこと。
個人的に感じたのは、
大人と子どもの距離が近すぎること。
人間関係というものは、お互いの距離が遠すぎると言葉が伝わらないものですが、
反面、それが近すぎても、
子どもや我が子に対して「大人の都合や理想を無意識に押し付けていること」
ってあるような気がしていて。
もちろんこれは自戒なのですが、
いかに「手を離していけるか」だと思うんです。
我が子が小学生に入学するとき、
「無事に学校に着けるかな」
「友達とうまくやっていけるかな」
「勉強についていけるかな」
そう不安もあったと思います。
文字通り、今までは手を繋いでいたところから、
その手を離した瞬間があると思います。
そのときにも、ものすごい勇気が必要だったのではないでしょうか。
そしてその後、中学生になり、
本格的に勉強に取りくみ始めてからは、
我が子に対する不安がさらに強くなり、
気づけば、一回離した手をもう一度握っていたり。
もう、お子さんは中学生です。
自分の身の回りのことは、すでに自分でできます。
「自分で」やらせていきましょう。
そして、
お子さんを、「〜くん」「〜ちゃん」と呼ぶのはやめましょう。
子どもの宿題の管理や確認をするのもやめましょう。
お子さんの、日々の姿を見てヤキモキしているのは「親」の問題です。
子どもが宿題を全くやらないからではありません。
なぜ、勉強に対して後ろ向きな我が子の姿を見ると、
ついつい口うるさくなってしまうんでしょうか。
そんなことを、ぜひパートナーの方とお話する時間もつくってみてください^ ^
「生徒の成長や可能性を奪っているのは塾なのでは?」
という問いを抱えながら歩んできたこの一年でした。
高校生になれば、誰もが自分で、1人で学び、取り組みます。
そしてその先、就職する際も同じです。
中学生である今のうちから少しずつ手を離し、
でも、すくそばでいつでも助けられる準備をしておく。
お子さんが、初めて自転車を1人で乗れたあの瞬間のように。
「ちゃんと持ってるから大丈夫だよ!!
そのままそのまま!!」
なんて言いながら、気づけば手を離しているのに1人でこいでいて。
あのときの、我が子との距離感。
もちろん、最初の頃は親が手を貸しながら練習もします。
その期間が、周りの子の2倍も3倍もかかるときもあります。
その期間をグッとこらえながら、そして我が子と楽しみながら過ごしていくその時間に価値があるんじゃないかと。
でも、決してこちらから「自転車の練習しろ!」
なんてことは言わず、子どもがそれを選択したときにすぐサポートできる準備をしておくことが、大人の役割なんじゃないかと。
一言ではまとめられませんが、
これがまなびカレッジがイメージする
優しい塾
です。
決して、手取り足取り、「正解を教える」ような関わりではなく、
その中で悶々とした時間を過ごしながら、
一緒に答えを探していく過程を大切にする。
そして、受験やテストまでの限られた時間の中で結果につなげるために必要なことを伝え、
時にその努力が足りない時には思いっきり伝える。
その時間も楽しみながら。
まなびカレッジはまだまだ変化しますし、
そして進化していきます。
大切なお子さまを預けてくださる皆様のために。