今、塾に通っていてもいなくても、
地域クラブに所属し、スポーツを全力で頑張っている人へ。
キミは、この先プロになって、そこでご飯を食べていくのか。
それとも、全国ナンバーワンを目指すものの、「クラブはクラブ」と考え、
プロになるつもりはない中で取り組んでいるのか。
これは、本当に考えるべき重要な問いだと思う。
結論、プロになるつもりがないのなら、
絶対に勉強しろ。
これが、僕自身の意見です。
プロとしてお金を稼ぎ、ご飯を食べていく覚悟がないということは、
その他大勢の人と同じように、
高校受験し、大学や専門学校等に進学しながら、
最終的には「就職活動」をするわけだよね、一般的には。
この就職活動の際、企業が真っ先に見るのは「学歴」
なぜなら、いわゆる「良い大学(偏差値が高い大学)」に進学した人ほど
「勉強という面では努力してきた」
という証明書を持っていることになる。
もちろん、それだけで人の価値が測れるわけではないが、
何万人といる応募者の中から、手っ取り早くより良い人材を選びたい!
となったら、学歴から見ていくことが、効率が良いことは想像に難くないと思う。
企業は、そこを見るよ。
これは、実際に就職活動した経験のある僕だからこそ感じられることでもあると思ってる。
なので、そういった意味でも、今、プロになる気持ちがないのなら、
今どれだけ好成績を収められているとしても、勉強はしておきなさい。
また今や、プロになれたとしても、その多くはその後
「セカンドキャリア」に悩む方も少なくない。
「スポーツだけをずっとやってきたから、
それ以外のことが何にもわからない」
「プロを引退した20代後半、30代になってから初めて企業に勤めたものの、
何もわからず、何のスキルもない30代の自分がいるだけ」
と、ニュースや番組で取り上げられているケースも見る。
その時に自分を支えてくれるものをどれだけ積み重ねておけるか。
そう考えた時に「勉強」というのは、非常にコスパが良いと思う。
話は長くなったけど、仮にスポーツ推薦で進学を目指す人だとしても、
成績はトップクラスにいられるよう努力する。
「スポーツが忙しい」なんて言葉は口が裂けても言わない。
厳しいかもしれないけど、
それが、この先の自分に対して「優しい」ってことだと思う。
少しでも参考になったら嬉しいです^ ^