塾ができることは、成績を上げるためのレシピを作ること。

 

 

 

 

どこの本でも塾さんでもおっしゃっていることの一つ。

 

 

 

それは、

 

 

「成績が絶対に上がる魔法みたいな勉強法」なんてものはない、ということ

 

 

 

成績が上がっているのは、本人の努力なんですよね、90%くらいは。

 

 

 

 

そうなったときに、「塾の役割は?」というと、

 

 

 

それは、

 

 

成績を上げるためのレシピを作り、それを提供すること

 

 

 

 

 

クックパッドは、一度は使われたことがあるかもしれませんが、

 

 

 

あそこには、食材、調味料、火を通す順番などの、料理の手順が書かれています。

 

 

 

 

それを、その通りに倣ってやれれば、美味しくできるようなレシピになっています。

 

 

 

 

塾も同じで、「この教材をこの手順で、この通りにやれれば大丈夫だよ。」という方向性を示しています。

 

 

 

ただ、料理も勉強もそうなんですが、

 

 

それまでの経験があると、つい「我流でやってしまう」んですよね。

 

 

もしくは、めんどくさがって、手抜きをしちゃうんですよね。

 

 

 

 

 

 

「ま、調味料こんなもんでいっか」

 

 

「野菜を入れる順番はこう書いてあるけど、まぁ逆でもいっか。」

 

 

「みじん切りってなってるけど、大体大きめでもいいでしょ。」

 

 

「火を通す時間は10分ってあるけど、なんとなく良さげだから5分であげちゃおう」

 

 

 

 

 

こんなことすると、当然出来上がりの料理の味は次第に変わってくることは、容易に想像つくかと思います。

 

 

 

 

 

そして、成績が伸び悩む子ほど、勉強でも全く同じことをします。

 

 

 

 

 

「こうしてね。」

 

 

 

ができないんです。

 

 

 

 

 

だから僕たちは、いつも同じことを言い続けています。

 

 

 

 

 

「これのあとはこう。

 

 

これは危ないからやっちゃダメだよ。」と。

 

 

 

 

 

特にこの時期は、受験までの時間が残りわずかです。

 

 

 

やれることはまだまだたくさんありますが、でもやれることに限りがあることも事実。

 

 

 

 

 

何が言いたいかというと、

 

 

 

「合格のためにやるべきこと」

 

 

よりも

 

 

「合格のために、やってはいけないこと」

 

 

を理解することの方がずっと大切だということ

 

 

 

 

 

 

12月から、特に受験生には改めて、このレシピを生徒ごとに作り、

 

 

 

それを元に取り組んでいけるようサポートをしていきます。

 

 

 

 

期末テストが終わっても、決して気を緩めず、

 

 

 

むしろここから。

 

 

 

 

ここからです。