先週からプライムビデオで、「王様ランキング」というアニメを視聴し、
昨日、それを全話見終えました!
ものすごーーーーく感動しながら見ちゃいました。笑
僕は昔から、もらい泣きするタイプです。笑
そんな「王様ランキング」の簡単なあらすじです。
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国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、
それらを総合的にランキングしたもの、それが"王様ランキング"である。
主人公のボッジは、王様ランキング七位のボッス王が統治する王国の第一王子として忌まれた。
ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、まともに剣すら振れぬほど非力で、
家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていました。
そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。
カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、ボッジの人生は大きく動き出す。
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こんな物語からスタートする「王様ランキング」ですが、
何気なく一話を見てから、なぜだか見入ってしまったんですよね。
耳が聞こえず、非力で蔑まれていたボッジ。
それでも、純粋で、優しくて、人のために動くことができて、それでいて一生懸命。
そんなボッジに感情移入し、つい見入ってしまったのは、
コンプレックスだらけだった、小さな頃の僕自分とボッジを重ねて見ていたからかもしれません。
そして、そんなボッジを、ボッジ以上に信じ、ともに歩んでいく友達カゲ。
この二人のやり取りの全てが、「人間関係」において非常に学びになる物語だったなと。
そんな「王様ランキング」から学んだことをいくつかシェア、言語化してみようと思います。
「応援したい人がいる」人にとっては、きっと何かのヒントになると思います。
・仲間の存在が、どれだけ自分を支えてくれるか
今回の物語は終始、カゲがボッジの可能性を誰よりも信じ、近くで応援しているシーンがあります。
挑戦してうまくいかなかったとき
大切な人に裏切られたとき
人を信じたくても信じられないとき
自分に自信がなく、どうしようもなく不安なとき
ボッジがこういう状況・気持ちの時に、いつもそばにいたのがカゲでした。
カゲの存在があったからこそボッジは、その不安な気持ちを抱えたままでも、少しずつ前進することができていました。
勉強において、どれだけわかりやすい解説、テキスト、自習環境があったとしても、
たった一人で頑張り続けることができる人はほぼいません。
みな、「成績を上げたい」という仲間の存在があるからこそ、勉強に取り組み続けられています。
自分は日々、誰から頑張るエネルギーをもらえているのか。
これを自覚できるようになると、人の力は何倍にも大きくなるんだろうなと、カゲとボッジのやりとりを見てすごーく感じました。
・今を受け止める
期末テスト終了後、生徒たちに話したこと。
「人って、自分の良いところばかり見る癖があるんだよ。
クラスの集合写真でも、友達や家族との写真もそう。
パッと、写真を見たときに人はね、まず”自分”を無意識に探すんだよ。
毎朝の身支度の時もそう。
鏡を見ながら身なりを整えるけど、その時も、自分の好きなところや良いところを見ようとしがち。
これ、大体みんなそうだと思うんだよね。
それと同じように、勉強も、◯だった部分に目を向けることってごく自然で、すごく大事なことでもある。
そこが自信になるからね。
ただ、自分の「ダメダメなところ」を直視することも、同じくらいすごーく大事。
虫歯を見て見ぬふりをしていたい、からといって、それをずっと放置していたらどうなると思う?
きっとその後、もっと大変な、痛い思いとかするよね。
だから、自分の「ダメダメな部分」もひっくるめて、ちゃんと見てほしい。
物事のスタートって、実はそこから。
もっというと、「ダメダメだった部分」というのは、
「自分のダメなところ」ではなくて、「もっと良くすることができるチャンス」なんだよね。
「ダメダメな部分がある」からといって、君たち自身がダメダメなわけではないんだよね。
ぜーんぶひっくるめて自分だからね。
それをしっかり受け止め、受け入れ、そこからどうしていこうかを考えることって、自分を大切にすることでもあると思うよ。
だから後半の時間は、ほんの10分でも良いから、自分のダメダメな部分を直視する時間をぜひ作っていこう。」
そんな話を生徒たちにしました。
こんな風に思えたのも、「王様ランキング」の中で、ボッジを応援し、支える仲間たちの存在を見て学んだことです。
・勇気づける
ここが最も学びになったところ。
ボッジが挫けそうになったとき、いつもカゲがしていたこと。
それが「勇気づけ」です。
近づきすぎず、遠すぎず、いつでも助けてあげられる距離感を保ちながら、
ボッジが苦しいときに、そばにいてくれたカゲ。
アニメの中でも、何度もその描写が描かれているので、ぜひ皆さんに見ていただきたいです♪
百聞は一見にしかず^^
この「勇気づけ」も、ここ1ヶ月ほどで塾でも大切にしていることで、
それがまた実際は、難しいんですが^^;
ただ、改めてアニメを振り返って思うのは、
僕は、誰かの「お守り的存在でありたい」ということ。
お守りって、財布に入れたり、持ち歩いているだけでご利益感じられるところあると思うんですけど、
でも実際は、ただそこにあるだけじゃないですか。笑
というと冷めちゃう表現かもしれませんが、でも、そこにあるだけで、
その恩恵を受けられている感覚になれたり、ラッキーなことがあると、そのお守りがあったから、とも思える。
また、そのお守りがあるから、勇気を出して一歩前に進めることだってありますよね。
僕は、大切な生徒や保護者の方々にとって、そんな存在でありたい。
とまぁ、これはただの僕のエゴですが、そんな思いで塾をやらせてもらっています。
「王様ランキング」から学べることはきっとたくさんあります。
アマゾンプライム契約されている方は、ぜひ一度ご覧ください^^