中3生との面談。人は、落ち着いた空間で、誰かと同じ方向を向いて話ができる時間って、日々どれくらいあるんだろうか。

 

 

 

 

昨日は、テスト終わりの一発目。

 

 

 

 

片やテスト直しをしながら、別場所で中3生と面談の時間を設けました。

 

 

 

 

気づけば、それぞれと30分近く話し込んでしまいましたが、

 

 

 

いろんな話を聴くことができました。

 

 

 

 

保護者の方には、LINEや面談で様々お伝えできればと思いましたが、

 

 

 

その中で感じたことに、

 

 

 

「純粋に、溜め込んでいる思いを吐き出せる場所が、

 

 

多くの人には必要なのでは?」

 

 

 

ということ。

 

 

 

これは、子どもだけではなく、きっと大人も。

 

 

 

とかく、子どもは、自由な選択肢が大人と比べて少なく、

 

 

 

・やらなきゃいけない

 

・選ばなきゃいけない

 

 

 

ことが往々にしてよくあります。

 

 

 

合わない子とも、学校では同じクラス、同じ環境にいなければならず、

 

 

適度な距離感を保ちにくい環境ですよね。

 

 

 

 

その中で学ぶことももちろんありますから、

 

 

 

ぜひ、日々多くのことを学び、感じ取ってもらいたいです。

 

 

 

とはいえ、溜まっていくものを、どこかで吐き出さなきゃいけないことだってあります。

 

 

 

 

人間だって、お腹の中にガスが自然と溜まっていきます。

 

 

 

そのガスを上手に出していかないと、

 

 

 

身体の調子がおかしくなっちゃいますよね。

 

 

 

 

でも、それを、みんながいる公共の場で、

 

 

 

周りのことも何も考えずにやったらどうなるでしょうか。

 

 

 

確実に嫌われます、よね。笑

 

 

 

 

でも、家でなら、その「ガス抜き」はある程度自然とするじゃないですか。

 

 

 

 

要は、

 

「タイミング」

 

 

だと思うんです。

 

 

 

 

それを伝えるタイミング

 

 

やるタイミング

 

 

吐き出すタイミング

 

 

留まるタイミング

 

 

 

いろんなタイミングがありますが、

 

 

 

 

うまくいかないときは、得てしてそんなところか残念な場合があると思います。

 

 

 

 

 

としたときに、生徒たちはいつ、どこで、誰に吐き出せば良いのでしょうか。

 

 

 

 

一番理想的なのは、

 

 

その話に何の利害関係もなく、

 

 

でも、それなりに自分の状況を知っていてくれて、

 

 

フラットに話を聴きながら

 

 

時には自分自身に対してアドバイスもしてくれるような存在

 

 

 

 

中学生にとって、それがしやすいのって、

 

 

 

やっぱり塾だと思うんですよね。

 

 

 

僕は、保護者の方と生徒たちの架け橋のような存在でもありたいと思っています。

 

 

 

お互い、それぞれの思いがありますが、

 

 

 

それをそのままぶつけちゃうと、互いにヤケドしちゃったりもしますもんね。

 

 

 

時にはクールダウンしてから、相手の受け取りやすい温度で渡してあげることも必要だったり。

 

 

 

 

まなびカレッジは学習塾ですが、

 

 

 

ある意味では、学習塾ではないのかもしれません。

 

 

 

 

点数さえよければok

 

 

志望校に合格することが何より重要

 

 

 

でもないと思っています、正直。

 

 

 

 

もっと、いろんな視点で子どもたちを見ていたいですし、

 

 

 

保護者の方々の不安や心配事を一緒に背負わせてもらって半分に、

 

 

そして、喜びは一緒に分かち合って倍に。

 

 

 

なんて、どこかの歌詞みたいですが、

 

 

 

ほんと、それだと思っています。

 

 

 

 

 

さて、中3生はここからさらにペース上げて、

 

 

 

一気に演習量を増やしていきます。

 

 

 

 

なんとかしがみついてもらいたいですね^ ^