第三話のキーワードは
観察する
正直、これで全て解決するのでは?
と感じるほどに、とても高い効果を発揮する方法
それが「観察する」です。
第一話、第二話をまだ読んでいないお母さんは、ぜひそちらからお読みください^ ^
第一話
第二話
改めて、今回のキーワードは
観察する
実は、これに関してはリアルタイムで僕自身が実践しながら試していることでもあるんです。
塾の中で、小学生や中学生を日々見ていると、
ついついこちらから「アドバイス」という名の
おせっかい
をしてしまいます(^^;;
これが「アドバイス」になるのか「おせっかい」になるかは
子ども自身が感じること、決めることです。
なので、
「おせっかい」と感じられない応援とは何なのか?
という問いに日々悶々としています。
その中でピンときたアクションが、今回の「観察する」
お母さん、ぜひお子さんを観察してみてください。
「この子は今、何に興味があるんだろう?」
「この子は今イライラしてるけど、この後、どんな行動に出るんだろうか」
「珍しく落ち込んでるなぁ。自分で何とかするのか?誰かを頼るのかな?それともそれ以外?」
「テスト近いのに全っ然勉強しないけど、この子はいつになったら始めるんだろう?」
と、子どもを見てみる。
そうすると、大半のお母さんは、そこに
感情
がセットになって出てくるんじゃないでしょうか。
先ほどの例でいうならば
「この子は今、何に興味があるんだろう?」
→(何にも興味を示さないけど、この先ホントに大丈夫なんだろうか?という不安)
「この子は今イライラしてるけど、この後、どんな行動に出るんだろうか」
→(○○したらいいのに。見てるこっちまでイライラするな〜。という苛立ち)
「珍しく落ち込んでるなぁ。自分で何とかするのか?誰かを頼るのかな?それともそれ以外?」
→(このまま落ち込んで、学校行きたくないってなると、また仕事休んだら早退したりなるじゃん。という怒りと不安とモヤモヤ)
「テスト近いのに全っ然勉強しないけど、この子はいつになったら始めるんだろう?」
→(こんなことで、将来ほんとに大丈夫なんだろうか。私の育て方が悪いのかな。。母親失格なのかな。。という自己嫌悪や自身の喪失)
などなど。
そしてここからが重要なんですが、こういった感情が伴うモヤモヤに悩まされているお母さんの多くは
無意識のうちに、お子さんに対して
こうあってほしい!
こうなってほしい!
という
自分基準の期待
をお持ちではないでしょうか。
期待を下回る結果になると、不安になり、子どもを変えようとし、
その度に空回りが起きてしまったり。
そんなお母さんに試してもらいたい「観察」
これをすると、いかに普段、お子さんに対して
「曖昧な基準の期待」をかけていたかに気づきやすくなります。
子どもがどうしたいか、ではなく、親の自分から見た基準で子どもをジャッジして褒めたり叱ったり。
一度、そこから少し距離を離してみてはどうですか?
どんなに美しく、価値のあるものだとしても
近づきすぎると、その素晴らしさがボヤけてしまいます。
つまり、
物事には適切な距離
があるように思うんです。
それを自然と作ることができるのが
観察する
今日は、とても抽象的なお話になってしまったので、
次回の第四話では、この「観察」についてもう少し具体例をお伝えしていきます^ ^
ぜひ次回も、ご覧いただけると嬉しいです✨