※本人の許可を得て記載しています。
中1の頃からずーーーーっと英語が苦手で、
どうしてもテストでは点数がとれず、そもそもテスト自体を諦め続けていた生徒。
中1の頃は、「英語が苦手」のレベルを超えていて、アルファベットを何回練習しても書けず。
そもそも、テスト勉強自体全くやっていなかった1年生。
中2になり、いつしか「英語やってみたい」と言い出し、正直こちらはとても不安でした。
点数が取れないこと以上に、
「この子の自信を失うきっかけを与えてしまうだけではないか」
そればかりが頭をよぎり、でも、
「頑張りたい」
と目の前で言われると、応援せずにられませんでした。
それでも、点数そのものはほぼ変わらず、どうしたら良いのか、こちらもずいぶんと考える日々が続きました。
また、通知表の「英語」は入塾当初からずっと「2」
「1」はつかなかったんですよね、どれだけ点数が悪くても。
それはなぜか。
テスト期間中の学校ワーク。
これの内容の意味がわからなくても、プリント課題の意味がわからなくても、
それが仮に丸暗記だとしても、ずーーーっと練習し続けてたんですよね。
何回も何回もノートに書いて、練習して、
オレンジペンで書いては赤シートで隠して練習して。
それをノートに書いて、ワークにも書いて、何回も練習して、、、
学校での授業の様子は全く分かりませんが、
テスト期間中の、特に中3になってからの取り組みはすごかったです。
人間、「自分にはこれしかできない」と思えると、自然とそれだけにエネルギーが湧いて、
いつしかその部分で突き抜けることもできるんですよね。
そして迎えた3年2学期末テスト。
英語の点数は、これまでと同じ20点台。
「いつもと変わらず安定だったね。」
なんてお互いに笑いながら、何気なく会話をしていました。
その後の、2学期の通知表。
終業式の日の夜、その生徒が何やらニヤニヤしながら通知表を持ってきたかと思えば、
「先生! 英語の通知表でまさかの3がつきました!!!」
そう言われ、見せられた通知表にはバッチリと「3」の数字が載っていました。
正直、何も知らない他の方が見れば、どこにでもよくある「3」です。
でも、その子にとっての英語の「3」というのは、
これまでの3年間の全てが詰まった、これまでの努力を認めてもらえた、
人生で誇るべき「3」だと本気で思っていますし、
20点台でも「3」は取れるんだ、と今までの常識や当たり前をぶち壊された瞬間でもありました。
様々な生徒と出会い、その度に学ばせてもらっている日々ですが、
この時ほど「勉強が圧倒的に苦手な子を受け入れて、一緒に学んできてよかった」と思う日はありませんでした。
勉強が本当に苦手なお子さまが心配でたまらない。
そんな不安を抱えていらっしゃる方がいましたら、ぜひ一度まなびカレッジへお越しください^^
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