「どうせ、明日になったら忘れてますから。」
この2年半で、このセリフを何度聞いたことだろうか。
何かにチャレンジする前、した後、
決まってこのセリフを口にする子がいます。
まなびカレッジには
極端に「自己肯定感の低い子」
が毎年必ずいます。
誤解を恐れずに申し上げると、
勉強するよりもずっとずっと先に、やるべきことがある
そう感じてしまうほどの子。
いやが応にも、その子のこれまでの背景を想像せずにはいられません。
僕は、自分自身にも生徒に対しても、
人一倍「口癖」を気を配っている自負があります。
何気なく使うその口癖に、
その人の思考、価値観、家族関係、友人関係、性格などが表れると感じています。
また、巷ではよく、自己肯定感を下げる「3D」があると言われています。
①でも
②だって
③どうせ
いかがでしょうか。
あなたのお子さんは、こういった口癖があったりしませんか?
子育てにおいて大切とされていることの一つには、
無意識に、子どもの自己肯定感を下げてしまっている関わり(言動)を減らすこと
ということも言われています。
お母さん方とお話する際によく感じるのは、
今ある悩みを打ち明けられる機会がないこと
安心して、話を聴いてもらえる機会がないこと
何をどうしたら良いのかわからず、一人で抱え込んでしまっていること
こういった状況の方をよく聞きます。
子どもの口癖は、その子の、お母さんとの関係性をよく表しているな、とも感じるんです。
だからこそ、
「どうせ、明日になったら覚えてませんから。」
こういった言葉を聞くと、どうしても、
その奥にいる
お母さん
が気になって仕方なくなるんです。
31歳の若僧が何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、
塾での、生徒への勉強指導ももちろんなのですが、
その奥にいる「お母さん(もちろんお父さんも)」の存在を感じながら日々関わらせていただいております。
どうしても吐き出す場所にお困りのときは、
ぜひ赤塚までご連絡ください。
いつでも、いつまでも、待っています。
一緒に、歩んでいきましょう。