日々、お母さん方や生徒たちと話をする中で感じること。
それは、「今の自分を受け入れられているかどうか」が、
自己肯定感にものすごく関係があること。
「自分なんて、、、」と感じている人ほど、
今の自分の状況や現在地を認め、受け入れることができていません。
誰かの影響で「こうであらねばならない」と強く思い込みすぎていて、
その「到達しなければいけない何か」ばかりに目がいき、
今の自分との距離を悪い意味で、大きく見誤っていることが非常に多いなと。
そうさせてしまっているのは、僕たち大人の責任なのですが、、、
階段だって、10段飛ばしができないのと同じように、
自己肯定感(今を受け入れ、そこから一歩ずつ成長していくこと)も、
そのステップを飛ばしながら進んでいくことは難しいものです。
今、目の前にどんなステップがあるのか。
そのステップを誰と踏み出していきたいのか。
踏み出した先に、誰と、どんな関係でありたいのか。
学習塾ではありますが、
勉強だけが全てではないと思っています。
「考える力」と「感じる力」
この両面の力を養いながら、それをできるだけ言語化していくこと。
それが、子どもも、そして僕たち大人が身につけるべき力だと思っています。
学力は、あくまで自己実現のためのツールです。
確かに、あればあっただけ、その将来の選択肢は増えていきます。
しかし、それを支える土台がもろければ、その上にどんなに立派なものを建てたとしても、
ほんの少しの揺れや歪みで崩れてしまいます。
今の子どもたちには、この先どんな未来が来ても
「自分ならきっと、なんとかなる」
そう思える自己肯定感や自信、
そしてその時、ともに支え合える仲間が一人でも増えるよう、
コミュニケーションを学んでもらいたいです。
その中できっと、学力がその仲間も、自分も、救うことができるチャンスがあるはずです。
そのために今、一生懸命に学ぶ必要があるんじゃないでしょうか。
正解なんて誰にもわからない世の中ですが、
将来をより明るく、強く、逞しく生きていける人であってほしい。
そんな想いで、まなびカレッジは今日も生徒と向き合います。