結論からお伝えします!
「英語」が伸びない子が見直す5つのポイント。それは、
①アルファベットが書けるかどうか
②フォニックスを理解しているかどうか
③単語が読めるかどうか
④音読しているかどうか
(英文、日本語訳ともに)
⑤音読した文章を暗唱し、正しいスペルで書けるかどうか
これです。
一つずつ説明していきますね。
①アルファベットが書けるかどうか
これ、見た瞬間に
「は!?ナメんな!!」
と思われた方、きっといますよね^^;
それが普通の反応だと思います。笑
ただ、その「書ける」というのは、どのレベルで書けていますか?
ちなみに、これでアルファベットは50点です。
「B」は丸みがいびつだし、
「E」は横線がほんの少し右下がり
「F」も横線が右下がりですね
「H」は縦線が斜めに傾いている
「I」も横線が右下がり
「J」も横線が右下がりで、縦線がほんの少し曲がってる
「K」は右上の長さが少し足りませんね
小文字は「c」の下の丸みが少し長い
「d」は縦線が傾いている
「e」は下の丸みの最後が短い
「f」は横線が右下がり
「h」も縦線傾いてますね
「j」も少し傾いてますか
と、たったこれだけの文字でも、これだけツッコミどころ満載です。
これらが綺麗に直って初めて
アルファベットが書ける
と言えます^ ^
ぜひ、1mmのズレも許さない基準で練習してみてください♪
②フォニックスを理解しているかどうか
これは、学校教育の中ではあまり取り扱わない部分です。
でも、英単語を読めるようになる中では絶対に欠かすことができないポイントです。
フォニックスとは、
アルファベットを発音するときの「音」
のことです。例えば、
皆さんはこれを
「アップル」
と読めますよね。
でも、このappleという単語を分解すると、
「a」「p」「p」「l」「e」
となります。
では、「a」はなんと読みますか?
「エー」ですよね。
「p」はなんと読みますか?
「ピー」ですよね。
ではなぜ、
と書いたら、「a」がいきなり「ア」になり、
「p」は「プ」と変わるんですか?
「こんなこと、意識しなくたって普通やん!」
て済む人は、おめでとうございます、センスのある方です!
でも、なぜそうなるかがわからない人もいたり、
そもそも「言われたら確かに。。」となる方もいるはずです。
このように、アルファベットには、実際に読む際の「音」というものがあります。
この「音」のことを「フォニックス」といい、
英単語を発音できるようにする中で、必ず習得していただきたいポイントです!
市販教材もたくさんあるので、ぜひ書店で様々ご覧ください^ ^
③英単語が読めるかどうか
これまでの記事で幾度かお伝えしていますが、
まず、読めるようにすること
発音できるようにすること
英語が「できる」ようになる上で、ここが意外と見落としがちなところです。
各練習の前に、読めるかどうかのチェック。
読めないのであれば、書くのは一旦ストップし、
読めるように発音のチェックと実際の音読をしてみてください。
その後に「書く練習」をすると、スッと暗記ができますよ!
④音読しているかどうか
(英文、日本語訳ともに)
これも、非常に重要なポイント。
小学生ならまだしも、中学生となると、音読課題の数も減り、だんだんとやらなくなりますよね。
でも、ここがものすごく大切。
音読を重ねることで、英文や発音の理解がグッと高まります。
なぜなら、そこが理解できないと、正しく音読ができないからです。
ただし、音読する際の最大のポイントは
①英単語が正しく発音できていること
②なぜ、その日本語訳になるのか理解すること
③英文の日本語訳とともに音読すること
(英文を読んだのち、日本語訳も音読)
色も変えてますが、特に②ができていると、その効果は絶大ですし、
逆に②が曖昧だと、音読の効果はほぼ得られません。
なんとなく想像つくかと思いますが、
専門用語だらけの新聞記事を音読したところで、
内容って全く頭に入って来ないですよね^^;
つまり、「読めるかもしれないけど、意味は不明」
これでは、なんのために音読しているかわからないですよね。
だからこそ、先ほどの3ポイント
①英単語が正しく発音できていること
②なぜ、その日本語訳になるのか理解すること
③英文の日本語訳とともに音読すること
(英文を読んだのち、日本語訳も音読)
を守りながら音読してみてください^ ^
そして次が、最後のステップです。
⑤音読した文章を暗唱し、正しいスペルで書けるかどうか
④がクリアできれば、⑤のポイントは比較的簡単にできると思います^ ^
実際の定期テストでは、教科書半分から出題されます。
その際に、この⑤がクリアできていると、「わかるわかる!」と感じながら問題に挑めると思います。
また、入試問題のような初見の文章だとしても、
そこで使われている英文は、これまで出会った単語や表現の組み合わせ。
普段の勉強の中で、教科書本文を暗唱し、何も見ずに正しく再現することができれば、
きっとこれまで以上に点数がとれるはず。
だからこそ「普段からの取り組み」がなにより大切なんです。
こんな①から⑤のポイントを、テスト1ヶ月前からやったところで、
付け焼き刃以外の何者でもありません。
自分の課題と向き合い、学校の授業を理解できるよう努めながら、
今回お伝えした5つのポイントを押さえながら勉強してみてください^ ^
きっと「わかる」「できる」が増えるはずです♪
英語の伸び悩みが、少しでも解決できますように!