語彙の増やし方

 

 

 

ジェネレーションギャップもあるだろうし、

 

 

コロナ禍で学びと体験が止まってしまったのもあるが、

 

 

ここ最近の中学生は特に

 

 

語彙が少ない

 

 

と感じます。

 

 

 

そのために、あれやこれやと工夫を凝らしていますが、

 

語彙の増やし方について、少し書いてみます。

 

 

 

結論、その増やし方は

 

 

「漢字の意味から考えること」

 

 

 

例えば昨日は

 

 

消費地

 

 

という言葉が地理で出てきて、中2の子が「これどういう意味ですか?」

 

と聞いてきました。

 

 

その生徒には、国語辞典を渡し、

 

「勉強する中でわからない単語があれば、これで調べなさい」

 

と伝えていたものの、

 

「大消費地」なんて言葉はさすがに載っておらず。笑

 

 

 

なぜなら、この言葉は

 

「大」「消費」「地」

 

というそれぞれの単語が合わさってできた熟語だから。

 

 

なので、その生徒と一緒に、その意味を改めて確認していきました。

 

「大」「消費」「地」は

 

きく」

 

消費する」

 

地」

 

と読める。

 

 

今回の質問では、関東地方の地理の内容で、

 

「東京に商業やサービスが集中する理由は?」

 

という問題。

 

 

「当然、地方より大都市の東京の方が、食べ物もサービスも利用する人が多いので、

 

そこに商品を持っていった方が経済は回るよね。

 

それってつまり、東京は「(モノやサービスを)大きく消費する土地」じゃない?

 

 

なんて5分?ほど話をしていました。

 

 

 

語彙の増やし方は、こうやって「漢字の意味から考えていく」

 

このプロセスってものすごく大事。

 

 

で、この考え方にはそもそも「小学生レベルの漢字を身につけていること」が大前提。

 

 

そこが、コロナ禍で失われた世代がまさに、今の中学生だなぁ。

 

 

なんて考えると、なんだかやり切れない気持ちにもなります。。

(とはいえ、しっかり身につけている子たちも大勢いるので、格差が広がっている?ともとれたり。)

 

 

 

地道ですが、今できることを積み重ねていきながら、

 

定期テストも、入試でも戦える力を身につけていけるよう指導していきます☆