去る6月14日、
名古屋市中村区にある「ウィンク愛知」にて、教材出版社の主催する
愛知県公立高校入試分析セミナー
に参加し、学びを深めてきました!
(写真を撮り忘れたので、Wikipediaさんから拝借。笑)
昨年度より、試験方式が大きく変更となりました!
愛知県公立高校入試は、昨年度より
マークシート方式
を採用し、その解答方法が大きく変わりました。
それに伴い、問題の構成も変更となりましたが、昨年度入試はその初回。
出題傾向等を分析し、今年度の試験対策として情報収集は欠かせません!
そんな中足を運んだセミナーでしたが、今回は大きく2点お伝えしたいことがあります。
そのポイントは
①今年度は数学の難化が必至
②英語の点数は「語彙力」で決まる
この2点です。
この2点については、現段階から理解しておくと、夏の貴重な時間を上手に活用することができるはずです♪
①今年度は数学の難化が必至
愛知県のように、入試方式に変更のあった都道府県は過去ありますが、
概ね、その変更後の初年度の試験は例年「難化」するのが一般的です。
今回の愛知県入試でも同様の結果となるかと思いきや、
数学の平均点が、他科目に比べて異様に高い結果(100点換算で平均点が50→70点)となりました。
このあたりの具体的な数字は、日進市の個別学習塾「セルモ学習塾」西尾先生の記事をご覧いただくととてもわかりやすいです♪
「R5の数学」が、他科目と比べて平均点が高く、
また、一昨年度以前と比べても、かなり高いことがお分かりかと思います。
このことから、問題作成にも調整が入り、今年度の入試数学は難化することが容易に予想されます。
その中でも特に、計算問題や関数問題のある大問1、2が難化すると思われます。
つまり、中1・2年生内容の問題の復習や対策を講じていく必要があります。
「マークシートだから、最悪勘でも当たるでしょ。」なんて余裕こいていると、
思いっきり足元すくわれますので、本当に気を引き締めて取り組む必要があります。
ここは、夏服め、入試直前までずーっと対策をしていく予定です。
②英語の点数は「語彙力」で決まる
続いて、教科書改訂後からずいぶん話題となっている英語。
昨年度の長文問題は、特にその難しさが顕著だったように感じています。
その要因が「語彙」
僕含め、スタッフも実際に解いてみたのですが、正直、
「これ、中学レベルの単語ではないのでは?」
と強く感じるほど、その語彙力を問われる内容でした。
今回の入試セミナーでも、5科目の中で最も解説時間の長かった科目でもあり、
多くの方が、その難しさを痛感している科目でもありました。
教科書レベルの英単語習得はもはや当たり前で、
その上で、入試レベルの英長文にどれだけ触れられるかがポイントになります。
SDGsをテーマする内容も採用されるようになり、環境問題や地方創生に対する背景知識がないと、
何を言っている文章なのかが全くわからない事態にもなります。
煽るような表現ばかりで恐縮ですが、実際にそのくらい、
焦りを感じる昨年度入試だったと感じています。
まずは、定期テストでしっかり結果に繋げる
とはいえ、ものすごく特別なことをしなきゃいけないか、と言われると必ずしもそうではありません。
毎回の定期テストの内容を基本とした問題が出題されるので、
まずは日々の授業をしっかり聞き、より多くの演習を重ねながら定期テストで結果に繋げる。
ここに意識と行動を向けていけば、秋以降の入試対策でも十分にカバーできます。
この分析結果を、この6月に知れたことをラッキーと捉え、
まずは目の前の期末テストに、そして7月からは思いっきり復習に取り掛かり、
しっかり準備をしながら2学期を迎えましょう♪
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