「不便益」 スマホがない時代に育ったからこそ身についた天気に対する知恵。

 

 

 

 

今日は入試対策講座にて、3年生とお昼から粛々と演習。

 

 

 

その中で、とある生徒が「天気のところが難しいんですよね、、」と話しており、

 

 

 

そこから話が変わって、僕の小中学生時代の話に。

 

 

 

 

僕の実家は、宮田中学校から徒歩10分ほどの11階建てマンションでして。

 

 

 

そこの5階に住んでいたのですが、5階ともなるとなかなかの高さで見晴らしもいいんですよね。

 

 

 

 

玄関を開ければ目の前には岐阜の山々が見え、右の東の方角にはすいとぴあ江南が遠くに見え、

 

 

左の西を見れば、それはそれは果てしない青空が見渡せました。

 

 

 

そんな見晴らしの良いところから日々登校していたのですが、

 

 

玄関を出るとき、僕には、とある習慣がありました。

 

 

 

 

それは、「必ず、西の空を見てから階段を降りていくこと」

 

 

 

誰しも、できる限り荷物って減らしたいと思うんですよね。

 

 

中学生の手が塞がるときって「傘を持ち歩くとき」だと思うんです。

 

 

 

 

そして、雨が降らなかったときの傘ほど、帰り道のときの「何だか無駄な傘だったな感」を微妙に感じながらよく帰宅していました。笑

 

 

 

そして、「この無駄な傘の準備を、何とかして減らすことはできないか??」と考えた時に、

 

 

 

いつしか僕は、気づいたんです。

 

 

 

「あれ?5階から西の空を見たときに、黒色の雲のかたまりが見えるときって、

 

 

小雨でも降るときがあるなぁ。」と。

 

 

また、

 

 

「これ、東の空と、家の真上の空は真っ黒で今にも降り出しそうな色してるけど、

 

 

西の空は結構明るいな。」

 

 

そう感じたときは、大抵帰り道も安心できることが多く。

 

 

 

 

当時、もちろんスマホも携帯もなかった僕だったので、

 

 

毎朝の「めざましテレビ」が貴重な情報源でした。笑

 

 

その天気予報と、西の空の様子を分析し、降水確率を高い頻度で当てられていました。笑

 

 

 

 

 

 

と、今思えば、大人なら誰でも考えのつくことだとわかりますが、

 

 

当時は、こんなことを考えるのも楽しんでいたように思います。

 

 

 

 

こういった感覚を満持ちながら「中2の天気単元」を学んでみると、

 

 

何だかつながる部分があるんですよね。

 

 

それまでの経験と、知識とが。

 

 

 

 

今の時代、本当に便利なことばかりだと思いますが、

 

 

不便益=不便だからこそ良かったこと

 

 

こういうところからの学びもたくさんあると思います。

 

 

 

もっと、不便を楽しんでみてはいかがですか?^^

 

 

 

なんていう締めで終えたいと思います。笑