物事には「十分」という視点と「最低限」という視点があります。
例えばカレーを作ろうと思ったときに、
・ルー
・じゃがいも
・玉ねぎ
・にんじん
・豚肉
・ご飯
これらがあれば、十分美味しいカレーがつくれると思います🍛
一方で、「あれもこれも」と、増やせば増やすだけ美味しいものは作りやすいですが、
そのためには手間暇も、準備も、調理にもたくさんの時間を要します。
「それもいいんだけど、とりあえずカレーを食べたい!となったとき、
最低限、必要なものってなに!?」
こういう視点もあるのでは?と思うんです。
最低限、の話をするなら、
・ルー
・ご飯
これでできますよね。
最低限は、ですが。
何が言いたいかというと、勉強においては、なぜだか、
・たくさんやった方がいい
・いろんな参考書から学ぶといい
・5回書くより、30回書く方が覚えられる
・ワークも10周やれば十分でしょ
などなど、
そういう考えになりがちだと思うんです。
実際、「圧倒的な量」に取り組むことはとても大切です。
これには全くの同感なのですが、
「先生、それはわかるけど、
点数を上げるためには"最低でも"どれくらいやる必要があるの?」
ここが忘れがちな視点だと思うんです。
僕は、私は、前回の点数を超えるために、
目標の点数を取るために、
最低でも、何を、どれくらいやる必要があるのか。
ここを知っているか知らないかは、
「カレーを食べるのに、何が最低限必要なのかわからないままスーパーへ行き、
なんとなく今までの経験から野菜やお肉を選んで買ってみる。
帰宅して、いざ作ろうと思ったときは、結局いろいろごちゃごちゃしてる。」
そんな感覚。
中学生は日々、忙しいですよね。
何に、どれくらい取り組むべきかを把握し、
もっとシンプルに取り組めたらいいですよね。
忙しい日々の中、
限られた時間を最大限活かすために、
テストの点数を上げるには、最低限、何に、どれだけ取り組む必要があるのか。
この秋休み前に、全生徒にその一覧を配布しました^ ^
ぜひ、その最低ラインは軽々とクリアして欲しいですね。
11/1(火)に、どんな状態で塾に来るのかとても楽しみです!
でも、正直不安でもあるので、オンライン自習室を開放しています笑
でも、仮に参加者がいなかったとしても。
それも子どもたち自身の選択。
自分の力でやれている、ということでもあります。
信じて待ちます^ ^