音読生徒が少しずつ、少しずつ増えてくる最近。
その中で一人、「恥ずかしくて録音できません。」
そう言ってきた生徒がいました。
普段の様子を見ていると、たしかにそう感じそうだなー、とも思いました。
で、それはラインのメッセージでいただいたんですが、ぼくはこう返しました。
「恥ずかしくてできないなら、別にやらなくてもいいよ」と。
自分の意志で始めるって決めたことで、どうしてもできないならやらなくたっていい。
その代わり、1ミリも自分自身は変わりませんけどね。
みんなそう。
塾に来るだけじゃ、1ミリも変わりません。
塾が何かを変えてくれる、なんて期待していても、何も変わりません。
塾はただの環境。
あとは自分がその中でどう過ごすか。
何かしてあげることだけがやさしさではないと思っています。
大人が子どもにどう関わっていくべきか。
僕も毎日考えています。
その子にとって何がいいのか、毎日考えています。
恥ずかしいなら、音読なんてやめればいい。
所詮、変わりたい気持ちもその程度。
やると決めたなら、何があってもとことんやりきろう。
それが「自分を信頼する」ということ。