【桶狭間戦記】から感じる「歴史を学ぶ意図」

 

 

 

繋がりある塾長さんからのオススメで、

 

 

今回はこんなものを集めてみました☆

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全5巻からなる、

 

桶狭間の戦い」を中心としたストーリーを描いた漫画です!

 

 

 

桶狭間の戦い=戦国時代

 

 

ですが、この戦国時代の世の始まりとして、室町幕府の衰退があります。

 

 

 

室町幕府が衰退していった理由として一般的な見方は、

 

 

8代将軍足利義政の後継ぎ争いと言われています。

 

 

義政は、その名に「政」とつくものの、

 

政治には興味がなかったそうです。

 

 

「跡継ぎは、必ず息子に!!」という野望もなく、

 

また義政には男子の子がおらず、跡継ぎは「弟:義視」となる約束をしていました。

 

 

 

しかし、義視に将軍職を譲るとなった直前に、

 

 

義政と妻 日野富子の間に「義尚」が誕生しました。

 

 

とはいえ、義視に将軍職を譲ることは決まっており、義尚が跡を継ぐこともないと思われていましたが、

 

 

妻 日野富子は「どうしてもこの子(義尚)に継がせたい!!」

 

と義政に迫るも、ハッキリとした返事がもらえなかったそう。

 

 

その後、「義視vs義尚」の跡継ぎ争いとなる

 

 

応仁の乱

 

 

が起き、幕府への信用も落ち、

 

次第に各地の大名たちが、自国の領地を自分の力で治めていく乱世の世となっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というのが、すごく大まかな戦国時代の始まり、とされていました。

 

 

しかし今回の「桶狭間戦記」では、

 

 

「戦国時代の始まりは、日本の"小氷河期" が大きなきっかけの一つ」

 

 

という冒頭から始まっています。

 

 

つまり、「跡継ぎ争いによる幕府の崩壊」以上に、

 

 

小氷河期→飢饉が訪れる→飢饉を避けるために奪う、戦う

 

 

という論理から、戦乱の世が始まった!とするストーリーが描かれています。

 

 

 

一つの出来事に対して、

 

 

与えられた情報だけを鵜呑みにせず、

 

 

それをもって、自分の頭と目で確かめながら、

 

 

そこにどんなストーリーがあり、

 

 

物事を疑いつつも、一つ一つ確かめていく、という視点を得られるのが、

 

 

「歴史」という学問のおもしろさの一つでは?

 

 

と強く感じています☆

 

 

 

歴史が嫌いな人にとってはなんぞや?な話かもしれませんが、

 

 

きっとここまで読んでくださっている方の多くは、

 

 

こういった歴史、日本史のお話が好きなんじゃないかなって思ってます♪

 

 

 

おすすめの漫画などありましたら、

 

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